ヒロシじゃなくてジョウシです。
ヒロシじゃありません。ジョウシです。
先日のことです。
忙しかったため、「大丈夫? 疲れていない?」とスタッフに声をかけてみました。
ありがたいことに、「はい。全然大丈夫ですよ」と温暖さんがこたえてくれました。
念のためです。
「ほんとにほんと?」と再度二人に確認してみました。
二人は頷いてくれます。
「大丈夫ですよ。安心してください」
「だって私たち、ストレスがたまったら、先生のお腹をサンドバック替わりにしますから」
再び頷きながら、温暖さんが私の目の前でシャドーボクシングをしはじめました。
私、聞かなければよかったとです。
ジョウシです。
これまた最近のことです。
「俺さ、太極拳を始めてから、腰が痛い日が少なくなってきたんだよね」
と話したら、ツンドラさんに真顔で「えっ。あんなヘンな拳法で効果があるんですか」
と言われました。
そ、そうですかぁ。
やっぱりですか。
あなたの目にはそんな風に映っていたかとですか。
ジョウシです。
こいつはだいぶ前のことです。
床でつまづいて転びかけたとき、心配したツンドラさんが慌てて声をかけてくれました。
「おじいちゃん、大丈夫?」
そうですかぁ~。
やっぱりあなたの目には、私は、変な拳法使いの、悪く言えば、少し気が触れたお年寄りにしか映らなかとですね…。
ジョウシです。
この前、自分の丸いお腹を分服茶釜の狸のように一人悦に入って叩いていたら、「何も出てこないドラエモンのお腹」と横からスタッフに言われました。
とほほのほですばい。
本当に申し訳ございませんね。
私だって何か出せるものなら出してみたかとです。
以上、ジョウシです。じょうしです。上司です。一応、たぶん上司です。
そんな私が、最近、ソロキャンプに無性に行きたくなってきたのは、やっぱり気のせいではないと思います。
私、哀愁を帯びたあのヒロシさんの気持ちがなんとなく分からなくもなかとですから。
2020年08月01日 19:10